イラストレーターは、デザイナー関連のお仕事だけでなく、一般企業の事務職でも求められるスキルとして、最近注目されています。データの種類や特徴に関する知識があるだけで、周囲からの信頼度も変わりますので、ワードやエクセルなどのオフィスソフトだけでなく、イラストレーターの活用スキルも身につけておくとよいでしょう。
イラストレーターを使えるようになりたいのなら、どんなことを重点的に学んでいくべきなのか、効果的な勉強方法としてはどんなものがあるのかなど、さまざまな観点から習得のためのヒントを解説していきます。
イラストレーター初心者が覚えるべき4つのポイント講座
オブジェクト作成
初心者が覚えるべき最初のポイントは、「オブジェクト作成」の方法です。
イラストデータの基盤となるオブジェクトがなければイラストの作成や画像の編集はできないですから、どのような方法で作成するのかを覚えておきましょう。
書き出し
オブジェクト作成の方法と同じく、「書き出し」の方法も忘れてはなりません。適切な書き出しの仕方や保存方法がわかっていないと画像が荒くなってしまったり、後になって保存形式の変換が必要になったりしてしまう可能性があるので注意しましょう。
ツール
それから、よく使うツールについて覚えておくのもこの講座の大切なポイントのひとつです。文字ツールや長方形ツールといったツールを使いこなせれば、より便利に作業を進めることができます。特に業務などでよく使用するツールと使い方について、次の段落で紹介していきます。
ショートカットキー
ショートカットキーもイラストレーター初心者のうちから覚えておくと便利ですから、しっかりおさえておくことをおすすめします。コピー&ペーストをはじめ、ツールの切り替えに使えるショートカットキーもありますから積極的に使っていきましょう。
イラストレーターに必須!よく使用するツールの使い方講座
イラストレーターを使いこなしたいなら使用頻度が高いツールの使い方は早い段階で習得しておくべきです。使う機会の多いツールを覚えておけば便利ですし、作業の時間短縮にも繋がるでしょう。
「文字ツール」
まず、代表的なツールの1つ目は「文字ツール」です。好きなフォントやサイズで設定できますし、デザインの一部として活用することもできるでしょう。入力した文字列の変更や色の変更を自由にできますし、パス上文字にすれば曲線に沿った文字の表示も可能です。
「図形ツール」
使用頻度が高い2つ目の機能は「図形ツール」です。図形ツールは長方形をはじめ、さまざまな図形を描くことのできるツールで、マウスで手軽に作れます。図形の中や枠の色を変更することでデザインの幅を広げることもできるでしょう。使い方講座で紹介したツールに詳しくなれれば、イラストレーターのスキルも着実に高まります。
ツールの使い方を着実に習得したいのであれば、スクール講座で勉強するのが近道です。
ベジェ曲線はイラスト作成の基礎!コツさえつかめば簡単に描ける
イラストレーターを制したいなら必須とも言えるのが「ベジェ曲線の描き方」に関するノウハウです。
ベジェ曲線とはイラストレーターで描いた曲線(パス)のことですが、この曲線には「アンカーポイント」と「セグメント」、「方向線」といったさまざまなパーツでできています。パスの基準点となるのが「アンカーポイント」、アンカーポイントを繋ぐ線が「セグメント」、そしてセグメントの曲線の調整をするのが「方向線」です。綺麗な曲線を描くためには「アンカーポイントの配置や数、方向線をいかに上手に調整できるか」がベジェ曲線を描く上で重要ポイントとなります。ベジェ曲線を使いこなすためにはペンツールを始め、アンカーポイントの追加ツールなどの多くのツールの役割や使い方も把握しておくべきです。
また、曲線を綺麗に描くための練習法の実践も怠らないようにしましょう。思い通りの曲線が描けるようになるためには、座学でいかに勉強するかよりも、いかに練習するかも基礎講座において大切となります。ハートや丸といった簡単な図形を元にトレースをする練習方法でベジェ曲線のコツを掴んでみてください。
イラストレーターの通信講座ってどんなもの?続け方のコツは?
イラストレーターを学習するには通信講座を利用するという方法があります。初心者向けの通信講座サービスは豊富にありますし、イラストレーターを使うのが初めてという人でもぴったりの講座を見つけることができるでしょう。自宅学習ができ、通学の手間や時間もかからないので忙しい人ほど向いている通信講座ではありますが、モチベーションの維持がなかなか難しいというのも大きな特徴のひとつです。
徹底した自己管理が求められますが、そのためにまず目標の設定をきちんとすることが第一です。通信講座で『イラストレーターをどの程度使いこなせるようになりたいのか』、『どれくらいの技術を要するイラストを制作できるようになりたいのか』など、はっきりとした目標を定めておきましょう。また、挫折してしまわないようにするためにも、勉強を通してわからなかったことや浮かんだ疑問点はそのままにするのではなく、すぐに解決することも大切です。疑問に思ったことは担当の講師やサポートに問い合わせて、すぐに解決するように心がけてみてください。そうすることで、モチベーションを維持したまま通信講座を無事に修了させられるでしょう。
独学よりもいい?イラストレーターを通学で学んだ方がいい理由
イラストレーターを学びたいのであれば、独学よりもパソコンスクールなどに通学して学ぶのがおすすめです。
その理由として、まず挙げられるのが体系的に学習できるという点です。スクールなら基礎中の基礎から応用までを体系的に勉強できるので、スキルアップしやすいのが特徴になります。わからないことや疑問に思ったことは講師にすぐに質問することができるので、勉強でつまずきにくいというのもスクールをおすすめする理由のひとつです。
イラストレーターって何?超初心者のための入門講座
そもそもイラストレーターがどういうソフトなのかについてわかっていないのであれば、このイラストレーターの入門講座を通してソフトの特徴について勉強していきましょう。
イラストレーターとは、イラストやDTPなどの画像データを作成したり、編集や加工をしたりするためのソフトです。ソフト上で一からイラストを描くこともできます。イラストを作成するためのソフトはイラストレーター以外にも数多くありますが、イラストレーターの場合は、ストレスを感じることなく作業できるのが特徴です。作業がスムーズに行える上、多機能である事から、イラストレーターを愛用するプロのデザイナーは多いです。最近ではデザイナーだけでなく、一般企業の事務職でも使われる事も多くなっています。
イラストレーターをマスターするには基礎が必須!
イラストレーターを使いこなせるようになるためには、まずは基礎をしっかりと学んでおくことが何よりも重要です。独学で勉強することもできますが、徹底的に学びたいのであれば、スクールでプロの講師に教えてもらうことをおすすめします。スクールなら基本的なポイントから応用まで体系的に学んでいけますし、勉強の内容でつまずいたとしても質問をすればすぐに問題を解消できます。イラストレーターをマスターするためにもスクールで基本から習得していきましょう。
パソコンスクールアビバのイラストレーター講座は、授業自体はオンデマンド形式ですので、インターネット接続が可能な環境であれば、いつでも学習できます。個人のモチベーションに着目した学習サポートで、しっかり目標達成に向けたサポートを行いますので着実なスキル定着が図れます。